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大阪のとある広告代理店に勤める、おつぼねデザイナーの雑記です。
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京阪シティモールの食品売り場で
ぶらぶらと買い物していた時。



後ろから


「すいませ〜ん!」


と見知らぬ方に声をかけられました。


「・・・はい」


(何やろう・・・?)と
返事をして振り向くと
50歳ぐらいの普通のおばさん。
手には「おつとめ品」のシールが貼ってある
4つ入りのトマトの袋を持っています。



(画像はイメージです)


「これ半分こ、せ〜へん?」



???



2秒ほど固まった後で


「あ。すいません・・・トマト苦手なんで。」


と返事をしました。
(ほんとは苦手じゃないけど、この時はいらなかったんです
 すいません;)


残念そうに
「誰かおらへんかなぁ・・・」
とつぶやきつつ去って行かれました。


要するに、安いトマトを見つけたけど
(4つもいらんねん!)ということだったんでしょうね。
で、私に声をかけてみたと。

知らない人にもとりあえず声をかけてみるあたり
なんとなく大阪っぽいな〜。と思ったので、
母に「こんなん言われたことある?」って
聞いてみたら「ない」とのことでした。



でも母曰く

「私やったら、トマトいらんかっても
『半分こしましょか!』って言うわ」



人情派の母なのでありました。




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あれは20代のころ。
先日行ったバーがよかったと友人が言うので、
そこに二人で飲みに行こうということになりました。



場所は梅田。
飲み屋さんが多く立ち並ぶ東通り商店街です。
その日もたくさんの若者やサラリーマン、
呼び込みのお兄さんたちで賑わっていました。

「あっ!ここ、ここ〜!」

友人が少し脇に入ったところにある
地下へ続く階段を指さしています。
バーのネオンが光るその階段を降りると
大きなドアがありました。

ギィ〜・・・・

薄暗い店内の中央にコの字型のカウンター。
お客さんが7〜8人はいたでしょうか。

「・・・こんなんやったっけなぁ・・?」

友人が不安げにボソッともらします。



「いらっしゃぁ〜い


私たちをカウンターの中から迎えてくれたのは、
ちょっと若めのバーテン(♂)さん。

カウンターに座った私たちはそれぞれカクテルを頼み、
たわいもない話をしていたのですが、バーテンの動きが、
やたらクネクネしているのが気になりました。



バーテン「ジュンっていうの!ピチピチのハ・タ・チ・よ〜♪」



・・・やはりアッチのお方のようです。



まぁ、水商売にはそんな方も多いので
さほどびっくりはしませんでした。
しかしこのバー、外人さんが多い。
私の左隣に座っているお客さんも
白人のマッチョ外人さんでした。


その後も友人と飲みながら話していると、
友人の視線がどうもおかしい・・・。
ふと友人の視線の先を見ると、さきほどのマッチョ外人さんの隣に
これまたガタイのいい30~40歳くらいの
ひげの生えた男性が座っています。
よくよく見ると、マッチョ外人さんがひげ兄さんの腕に
手を置いてスリスリ・・・見つめ合う瞳もなんだか情熱的・・・。



あっ。マッチョ外人さんがひげ兄さんの手に・・・・




ん??・・・んっ!?



チュッ





(どえぇ〜っ!????)



思わず友人と目を見合わせました。
そんな光景を目の当たりにして
動揺を隠しきれない私たち。


そしてこのバー、よく見るとカウンターの下が
棚のようになっており、
そこには雑誌が置いてありました。

私の脇腹を肘でこづく友人。


友(なぁ!この雑誌・・・これ見て!)


お(え!?なに?)




友人が指をさした雑誌をパラリとめくると、
えぇそりゃあもう、男性同士がアレでアレな
雑誌でございました。


改めて店内を見渡すと、
男性同士もしくは女性同士の二人組しかいません・・・。
はたからみれば私と友人も女性同士のカップル・・・。

そして私がもうひとつ気になったのは、
そのバーに中学時代のひとつ年上の、
ファンクラブがあるほどかっこよくて
人気のあった先輩(♂)によーく似た方が、
男性と手を握り合っていたことでした。

他人の空似でしょうか?
声はかけませんでしたが。



そう。このお店はそういう方たちが集まるバーだったのです。
友人が前に来たことのあるバーというのはもうつぶれていたのか、
場所を間違えてしまったのか、今はもう定かではありません。
とにかくそれに気づいた私たちは
平静を装いバーを退去する準備を始めました。



最後はバーテンの男の子に


「また来てねぇ〜ん


と熱い抱擁をされたのですが。




(もう来ないっす。いや来れないっす!!)



でも貴重でなかなかおもしろい体験だったのは確かです・・。
S木さんとのリレーブログ5話目です。

S木さんの堀江のナンパ師、これまたヘンです!
なんで他人の食べてるところを
見てなきゃいけないのか。・・ヘンです!
私なら激しくツッコんでるかも「なんでやね〜んっ!」と。

うーん。やっぱり、目の前だったら無理かな・・。

ではでは。私の「酢的な出会い」です。

**************************************

その人と出会ったのはえーと・・だいぶ前。
どしゃ降りの雨の中でした。

その日、私は急いでいました。

前日、弟が勤め先でケガをして入院したと母から聞き、
命に関わるようなものではなかったのですが、
その日は病院へ行こうと思っていたのです。

しかし当時勤めていた会社の定時は19時。
病院の面会時間は20時まで。通勤に40分かかりますから
面会時間に間に合うかぎりぎりのところです。

急ぎ足で帰り、最寄り駅からは原付で病院に向かいます。
しかしその日はあいにくどしゃ降りでしたので、
上下カッパを着用し、いざ病院へ急げ!


・・・しかし、近所とはいえ1〜2度しか
行ったことのない病院に弟は入院していましたので、
事前に調べていったとは思うのですが、うろ覚え。

迷いながらも病院に向かっていた道の途中、
前方に若い女性が傘をさして歩いていました。



(あの人に道、聞こうかな・・・うーん。でも、まっいっか。)



もうちょっと自分でがんばってみることにしました。
しかし、病院にはまだたどりつきません。
面会時間はせまっているし、雨はザーザーふっているし
ああ・・・もう!という気持ちになっていたところ
さきほど見かけた女性がまた目の前に。

すると・・・




キィィヤァァァ〜〜〜〜!!!




持っていた傘を放り投げ、全速力で逃げる女性!!



(ど、ど、どーした?な、何??)



ちかん?
通り魔?
ランジェリ−凡人?

いったい、あの女性の身になにが起こったのか!?

しかし周りを見渡しても誰もいない。
降りしきる雨、ひろがる不安。



(え〜・・怖いよ〜)




ん?・・・・



ちょっと待てよ・・





しばし止まって、今の私を振り返ってみた↓


1)男か女かわからない。


(↑上下カッパを着て、フードもがっつりかぶっているから)



2)原付で超スロー走行。


(↑大雨&道がわからないから)



3)同じ場所をぐるぐる回っている。


(↑方向オンチだから)



はっ!? もしかして・・・


ひょっとして・・・


いやぁそんなはずは・・・


しかし、現実はしっかりと受け止めなければ。






・・・えーと、
私、ちかんに間違えられました。




ガーンガーンガーン・・・





ち、違うのに〜!!私、
オ・ン・ナ・で・す・よ〜!!


そう心で叫んでみたが、女の姿はもうなかった。
そこには持ち主を失った傘がただ虚しく、
風に吹かれ、くるくるとまわっていた。
そしてほほを流れるものが、雨なのか涙なのか
私にはわからなかった・・(完



まぁ・・・でもそうですよね。
雨の中、カッパで顔も見えなくて、
ゆっくり走る原付に乗った男に(女ですけど・・)
夜道で2回も会ったとしたら、
「狙われてる!」って思いますよね。
しかし前回に続き、今回も逃げられています。私。

なんか変質者オーラでも出てます?(涙

今でもあの女性に会って
誤解を解きたい!そんな気持ちでいっぱいなのです。

以上、M田の酢的な出会い・逆(?)バージョンでした。

S木さんとリレーブログ形式の「M田版・酢的な出会い」は
今回でとりあえずラストです!
ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました☆

次はS木さんが更新しまーす→→→
S木さんとのリレーブログ3話目です。

いやーしかし。S木さんが会った
滋賀のナンパ師、怖いですねー。
「ビミョー・・・にヘン」
これがいちばんやっかいなのかもしれませんね。

では!私の「酢的な出会い」ご紹介します。

**************************************

その人と出会ったのはたぶん6年ほど前。
少し蒸し暑い夏の夜でした・・・。


仕事を終えて終電で帰り、
時刻は夜中の1時ごろだったかと思います。

当時はまだ実家暮らしでした。
私の実家は郊外にあり、
大きな道路からも離れてましたので
夜中はクルマも人もほとんど通らない静かなところ。
それに中学校が近くにあるのも重なって、
いわゆる痴漢がたまに出る場所でもあったのですが、
最寄り駅からは原付(バイク)だったので、
そんなに怖がることもなく毎日帰路についていました。



(はぁー。眠いな〜。明日も仕事やし早く寝よっと。)



そんなことをぼ〜っと考えながら、
ブイーンと原付を走らせていた私。

すると100メートルほど先に
自転車に乗った人影が。


思わずビクッ!



(こんな夜中に誰やろう?・・・ちょっと怖いな〜)




ブイーン・・・さらにその人影に近づく。



(ん?・・・女の人?・・一人で?)



ブイーン・・・・


(んぁ!?・・・ブラジャーとパンツしか着けてないっ?
えぇぇ〜!!!)



ブイーン・・・・


(というか・・・おかっぱのヅラかぶった
「おっちゃん」
やぁ〜んっっっ!!!)


そう。中年の少しぽっちゃりした男性だったのです。
セミロングのカツラと女性物の下着だけを身につけた
強いていうなら大木凡人に似たおじさんが(黒ぶちのメガネでしたし)、
自転車に乗っていたのです。

想像してみてください。

ランジェリー姿の大木凡人を。

これは恐怖以外の何者でもありません。
声も出せませんし、原付とはいえ
これ以上そのランジェリー凡人に近づきたくはない。



(どうする!?私!)



その時・・・ランジェリー凡人と目が合った!



(いやー!!!ほんまにどうしよう!Uターンする!?)



するとそのランジェリー凡人・・・・






猛ダッシュで逃げてった。



ものすごい速さでペダルをこぎ、
私とは逆方向の坂を駆け上っていくランジェリー凡人。
あぁ・・・どんどん小さくなる丸い背中。
サヨーナラー///



ってなんで!!?
びっくりしたのはこっちですよ?
それじゃあまるで、私が変質者みたいじゃないですか(泣

女装趣味のある人が、誰もいない夜中の街を
気持ちよくサイクリングしていたのでしょうか。
それをジャマしてしまった私が悪いのか・・・。

そこから先、ランジェリー凡人を見ることも、
そんな人が出たというウワサも聞きませんでしたとさ。


次はS木さんが更新しまーす→→→
いろいろな人とすれちがう毎日。
「キレイな人やなー」「あ、あの人カッコイイ!」という出会いもあれば
「なんだったんだろうあの人・・・。」という出会いもあります。

ここではその「なんだったんだろうあの人・・・」のように
甘くもなく、ただただ酸っぱいだけの出会いをご紹介していきます。
その名も『酢的な出会い』。

それをわたくしM田とS木が
実験的にリレーブログ形式でやってみます。
ゆるめにお付き合いしていただければ幸いです。
みなさんの『酢的な出会い』も
ご紹介いただければもっと幸いです。



************************************

その人に出会ったのは1X年前。
春の陽気に包まれた気持ちの良い日でした。


そう、あれは短大生のころ。

私は嵐山の近くにある短大に通っていました。
阪急電車で通っていましたので、
京都の桂駅で嵐山線という線に乗り換えます。
嵐山線というのは駅が3つしかない短い線。
その電車を利用するのは、ほとんどが嵐山に観光に行く人。
後は嵐山のひとつ手前の駅で降りる短大生、
もしくは住民ぐらいです。

短い線ゆえ、電車もまばらで15分に1本くらいしか来ません。
その日もひとりホームで電車を待っていると・・・

「嵐山に行くんか!?」

とつぜん知らないおじいさんに話しかけられました。
お、おじいさん・・昼間っから酔っぱらってます・・・?
お酒のニオイがぷんぷんしますし、視点が定まっておりません。
酔っぱらいの方に「嵐山の手前の短大に通ってまして・・・」とか
説明するのもめんどくさいややこしいかなと思い

「はい。そうです。」

とお答えしました。
(後で考えると、こう答えた方がもっとややこしかったのですが・・・)
するとそのおじいさん、嵐山にはよく行かれるようで
「嵐山に行くなら、この旅館がええぞ!」とか、
「ここの喫茶店へ行け!」とか
酔っぱらっている方特有のおーきな声で、
同じ情報を3回ほど繰り返して
教えてくださいました。


「あんたっ!もう何やってんの〜!!」


振り返るとおばあさんが仁王立ち。

(なーんや。よかったー。奥さんと一緒やったんや。
これでこのおじいさんから解放される・・・)


と思った次の瞬間。


「うるさいっ!わしゃこの娘としゃべっとるんじゃ!!
向こう行け!!!」


「・・・ほんまにもう!知らんわ!!」


えー!!!おばあさん行っちゃうの!?
おじいさん置いていかんといて〜!!!
私の心の叫びも虚しく、おばあさんは離れていきました。

ようやく電車が来ましたが、おじいさんは
当然のように横に座れとおっしゃいます。
詩吟(※)をたしなんでおられるようで、
そのうち詩吟の話をしはじめました。

※日本の伝統芸能の一つ。
漢詩や和歌などを独特の節回しで吟ずる(歌う)。


なんやかんやと説明してくださるのですが、
私にはさっぱりわかりません。
適当に相づちを打っていると


「ほなちょっと聞かせたるわ!」


(ん!?き、聞かせたる??)





「みぃ〜なぁ〜もとのぉ〜〜〜
なんちゃら〜かんちゃらぁぁぁぁ〜♪」






(えぇぇぇ〜〜〜!!!今ここで、うたうんか〜い!)


拳をまわしつつ、車内中に響き渡る
おじいさんの独特な節回し。

平日の昼間なので、さほど混んではいませんでした。
しかし確実に、車内中の意識がこのおじいさんと
私に集中しております。

そして向かいに座ってる若者は、
きっと同じ短大に通う学生。
みんな見てるってば〜!おじいちゃん!!
地獄のような長〜い10分間でした・・・。

しかし私の降りる駅は嵐山のひとつ手前の駅。
嵐山まで一緒に行くわけには行きません。
「友達とこの駅で待ち合わせしているので・・・」
とおじいさんにウソをつきお別れしました。

(あ〜・・きつかった・・・)

ほっとしたのもつかの間・・・。
降りた駅からはスクールバスで短大まで向かうのです。
そのバス亭にはさっき同じ車両に乗っていた学生が。

(ほら、あの子。さっきおじいさんに詩吟うたわれてた子よ)

なんて思われているのではないかと、
バスの中でも冷や冷やしていた、小心者の私なのでした。

以上、M田の古くて「酢的な出会い」でした。

明日はS木が更新します。
いったいどんな酸っぱい出会いが!?→→→
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プロフィール
HN:
おつぼね
性別:
女性
職業:
会社員
自己紹介:
電話で話すとたいてい怒っているように思われますが、実は怒っていません。

黙っているとたいてい怒っているように思われますが、実は怒っていません。

「中学の時の友達の友達に似てる!」というようなことをたびたび言われます。よくある顔ということでしょうか。

道をよく聞かれるタイプです。
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