東通り商店街らへんのバー

梅田のお店を知らないので、
ぷら〜っと歩いて、適当に入ることした
私たちの目に止まった看板。


「1ドリンクALL500円」


「ここ入ってみる？」

「安いし、い〜んちゃう？」

若者向けのバーかなぁと思ったのですが
二人でまぁいいかとビルの2Fにある
そのバーに行ってみることにしました。


ビルの1Fの階段をのぼると


ジャリッ


靴底に感じる大量の砂。
なんだかビルの中が荒れております。


（掃除してないな。こりゃ・・。）


ますます不安になる二人。


2Fにあがってみると、
ホストがよくしているような髪型の若い男の子と
若い女の子のバーテンが「いらっしゃいませぇ〜」と
けだるく迎えてくれました。

カウンターしかない狭い店内には
私たちと同じように飛び込みで入ったと思われる
観光で来ているらしい、50代の夫婦が座ってらっしゃいました。

他にお客がいてなんだかホッとひと安心。



・・・したのもつかの間、カウンターに座るもメニューも渡されず。


しかたなく定番のジントニックを頼む。

T「ドライベルモットのロックください」

お「あ、私ジントニックで」




店員「あーすいません。ジン切らしてるんですよ〜。」



お「え？ないの？」



店員「今買いに行ってまして。」








ジンを切らすバーがどこにある。
しかも今買いに行ってるってなんですか。ソバ屋ですか。


んも〜と思いつつ、
考えるのが面倒くさかったので
（あんまりカクテル知らないですし）
Tちゃんと同じものを頼む。


お酒が出るのを待ってると
小皿に盛りつけられたポテトチップスが
出てきました。


カウンターに置いてあるお酒を
なんとなく見ながら、
しゃべってたら、動く小さな黒い物体それは・・・。


窓もないのにハエ。


（ハエ！ハエ！）

とTちゃんに知らせる。
無言の悲鳴を上げるTちゃん。


カウンターの奥のお酒を置いている棚も
よく見りゃほこりだらけ。
そしてシーバスリーガルの横に、唐突に飾ってある
甲冑の武士のフィギュアと
金色のう○こ。


そのセンスはどうなんですか。
それは大事なものなんですか。



T（店内が暗いのが唯一の救いやったね）


明るいと恐ろしいもんが見えそうですもんね。
1杯（500円）飲んで退散！


「ごちそうさま〜」と言うと


店員「2,000円になります。」



・・・チャージ取るんですか。


それはあれですか。ポテトチップスの分ですか。


そういえば30分ほど店にいましたが
ジンを買いに行った人は戻ってきませんでした。


次いこ！次！


（↓下の記事につづく↓）

【本日のあるこーる】
ドライベルモット（ロック）×1

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